皆様いかがお過ごしでしょうか、共立訪問看護ステーションの野村です。
今年は例年になく早くから花が咲き誇り、梅雨入りも早く、気候も定まらず、体調管理が難しいように感じます。また、コロナウイルスも5類に分類されましたが、まだまだ慎重に過ごす必要がありそうですね。
さて、皆さんは「ヘアドネーション」ってご存知でしょうか。これは、「髪の毛の寄付」のことで、主に子ども用のウィッグに使用するための髪の毛を寄付する活動のことです。
私は、先日新聞で、町職員の男性のヘアドネーションのニュースを目にしました。手入れにも気を遣われていて、心無い言葉をかけられる事もありながら貫かれた思いの深さは「すごいな」と思いました。
私がヘアドネーションを知ったのは随分前の事ですが、気軽に実行するに至ったのは、職員の方の経験談を伺ったことがきっかけでした。町内の美容師さんも相談すると快く引き受けて下さるようです。様々な形で輪が広がっていくものだと思います。
ヘアドネーションで集められた毛髪は、複数の人数分で1つのウィッグが作られます。注意点を守って参加しないと、一緒に保管される他の毛髪を台無しにしてしまう事があるそうです。それぞれの善意の集まり、マンパワーと言えるでしょう。
ヘアドネーションは毛髪の長さ31cmからOKです。40cmもOKです。最近はロング(実際には毛髪を折り返して使用する為、世間一般でいうロングより短いです)の希望者も増えているとの事で、50cmにも挑戦してみませんか。(短くても毛染め商品の色見本等としてウィッグ製作の資金源に貢献できることもある様です)
※詳しくはネットで検索の上取り扱い団体の案内をご覧ください。
最後に訪問看護についてお話をすると、訪問看護がかかわる在宅生活の支援も、本人とご家族を主体としてそれを取り巻く関係機関の人々が共に支えていく形です。現在、共立訪問看護ステーションでは5名のスタッフが在籍しています。またご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、共立訪問看護ステーションは、今年3月に「ヒルハウスひとは」から近くの一軒家に場所を移してお仕事をしています。
5人のメンバーで、新しい場所での仕事ですが、まだまだ「スタッフの手が欲しい」という現状です。
訪問看護ステーションでマンパワーを発揮して頂ける方、あなたをお待ちしています。どうか気軽にお訪ね下さい。
長くなりましたが、7月梅雨明け後の猛暑も予想されます、皆さまくれぐれも熱中症にならないように過ごしましょう。