蝉の声が聞こえる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
およそ2年ぶりのコラムとなります地域連携課 川崎です。
看護師1名、社会福祉士3名(育休中の1名も含む)、事務員1名で、本日も地域連携課では(時折和やかな雰囲気の中で)お仕事しております。
さて私事ですが、今年の社会福祉士国家試験に無事に合格し、高校からの夢であった医療ソーシャルワーカー(MSW)に晴れてなることができました。
大学で学んできた知識や実習などで得た経験が現場でもそのまま生かされる……というのは中々難しいところもありますが、今日はその中でもひとつご紹介したいと思います。
皆様は、「バイステックの7原則」をご存知でしょうか?
1、個別化の原則
(先入観などで決めつけたりせず、その方ひとりひとりに合った支援をしましょう)
2、受容の原則
(相談者の価値観などを否定したりせず、考え方や感じ方を受け入れましょう)
3、意図的な感情表出の原則
(否定的な気持ちも表現できるように援助者側が雰囲気づくりをしましょう)
4、統制された情緒的関与の原則
(相談者の感情に左右されないよう、自身の感情をコントロールしましょう)
5、非審判的態度の原則
(相談者の意見や考え方を否定せず、ありのままを受け入れましょう)
6、自己決定の原則
(選択や決定権は相談者にあります。意思を尊重し、サポートしましょう)
7、秘密保持の原則
(個人情報は漏洩せず、守りましょう)
というものです。
それぞれの生まれ育った環境や経験によって価値観や考え方などは十人十色なため、コミュニケーションを通じて理解することが必要となります。患者様やご家族様が困っていることは何か。退院後はどういった生活を希望されているのか、在宅や施設希望なのか。お話を通じていく中でニーズ(生活をする上で必要なもの)を探り、その方にあった社会資源を提案・各事業所などと調整連絡することがMSWの仕事の一面です。
MSWは人間力やコミュニケーション能力、傾聴する力などが求められるとても奥の深い職ですが上記の7原則を遵守し、もっと多くの経験を積み、日々成長していくことが目標です。
誰もがひとりひとりの人生の主役です。
患者様に寄り添って少しでもお力添えができるよう、精進して参ります。