社団一葉会佐用共立病院

コラム

コラム(総務課 バルア ゴータム)

2025/01/01

私はバルア ゴータムと申します。バングラデシュの商業首都チッタゴンの出身です。

2022年6月6日に日本に来ました。その後、佐用日本語学校で2年間日本語や日本文化などを学びました。今年4月より佐用共立病院の総務課に就職し、事務員として働いています。

総務課は、対外的には患者様をはじめ、業者や他の医療機関・施設、そして対内的には法人職員に誠心誠意対応する部署です。法人理念の(愛、信頼、安全)に従ってこの部署の皆さんが働いています。この部署の業務は人事、経理、物品の管理、広報など様々なものがあります。今、私は総務課で全職員の有給の管理をしています。漢字が苦手なので始めた当初はとても困っていましたが、職場の皆さんが優しく教えてくださるので少しずつ慣れていっています。

今まで様々な人にお世話になってきたので、人の役に立てることをすることが私にとっての喜びです。だから、病院で働くことが決まったときは、「患者様への対応ができる」と、とても嬉しく思いました。私は総務課で患者様に寄り添うスタッフのサポートをしているので間接的に患者様の対応になっていると思います。時々、受付で患者様のご希望の診療科までカルテを運んだりすることもあります。その時1分でも早く治療を受けられるように頑張っています。週に1回リハクラブふたばで利用者様の昼食の用意し、また食事が終わったら食器を片付ける作業もしています。利用者様に今日のご飯美味しかったよ、ごちそうさま、ありがとうねと言われる時はとても嬉しいです。

就職して社会人になりましたが、時々学生時代がとても懐かしく思うことがあります。しかし、社会人になると、学生時代にはなかった責任も増えてきます。職場に対する義務と責任だけでなく、家族に対する多くの責任もあります。学生時代は自分の教育費は両親からサポートしてもらっていました。社会人になって今私稼いだお金で自分の生活を守り、家族も養っています。私にとって両親や兄弟に喜んでもらえることほど幸せなことはありません。両親が頑張ってくれたおかげで私は日本に来て日本の社会人になることができたのでずっと感謝しています。

学ぶことが好きなので職場で毎日新しいことを学びながらこれからも仕事を続けたいと思います。

※写真は文化交流会でのスピーチの様子です。

   
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