社団一葉会佐用共立病院

コラム

コラム(臨床検査科 大西)

2022/03/04

当院の臨床検査科(検査室)を紹介します。臨床検査技師の大西です。

皆さんは、『臨床検査』って知っていますか?

臨床検査は大きく分類すると、患者様から採取した血液や尿、便、喀痰などの検体を用いて調べる検体検査(血液、生化学、一般、免疫、細菌、輸血検査など)と、患者様の心臓やお腹、肺、脳神経などの検査を行う生理検査(心電図、肺機能、超音波、脳波など)があります。これらのデータは医師に提供され、病気の診断や治療に役立っています。

当検査室では、臨床検査技師6名(31日現在。1名育休中)で臨床検査業務、内視鏡検査介助など全員でカバーしあう体制をとっています。他にもチーム医療として院内感染対策、NST、クリティカルパス、輸血療法、医療安全などの委員会にも参加しています。

一般に検体検査の業務だけを行っていては患者さんの姿が見えなくなるともいわれますが、当検査室では検体検査と生理検査のどちらも行うため、検体検査の際には患者さんを身近に感じることができ、生理検査のときには血液検査の結果を参考にできるというところが良い点だと思います。スタッフ間の情報共有も朝のミーティングで行っています。

知識・技術の向上を図るため、技師会やメーカーなどの研修会に積極的に参加して、正確で迅速な検査の提供とミスのおこらないシステムの構築を目指しています。また親切で丁寧な対応を心がけて、信頼される検査室を目指しています。

昨今の新型コロナ感染症拡大に伴い、発熱外来やすべての入院患者様に対してのコロナ検査で大変忙しい毎日ですが、4月より新しいメンバーが増える予定で楽しみにしています。

検査について気になることがあれば何でもお気軽にご相談ください。

   
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